2013-01-01から1年間の記事一覧

動機づけ面接の5つの原則 5.

自己効力感をサポートする。自己効力感(セルフエフィカシー)とは、自分が行動の主体であり、自分の行為について自分がきちんとコントロール感を持ち、周囲からの要請にきちんと対応できているという信念です。 つまり、本人の”できない”と言う発言には反応…

動機づけ面接の5つの原則 4.

抵抗を手玉に取る「○○だから、○○できない」というのは変わる自身がない人がよく使う言葉です。 「できない」と言う気持ち、それには理由があるのだ、と言う気持ちに逆らわず聞き返しを続け、できない理由は他にもあるだろう、とできない理由を聞いていくと、…

動機づけ面接の5つの原則 3.

言い争いを避ける。 アドバイスを与えようとしたり、相手の拒否や恐れを説得でねじ伏せるということは最もやってはいけないこと。外来診療で言うと「説教外来」に当たるでしょうか。 クライエントと相談を受ける側のどちらが偉いかという権威主義の争いを避…

JTの資料

2012年3月期の営業利益の実績 2012年3月期の一般管理費 (経常利益=売上総利益−販売費及び一般管理費−営業外損失+営業外収益 なので、一般管理費は必要経費として、課税対象でない) 一般管理費の詳細(廃作協力金の記載)

動機づけ面接の5つの原則 2.

矛盾をひろげる。矛盾した言葉をそのまま並べて聞き返す。 矛盾点を指摘する必要はなく、自らが気がつくように、価値や判断を交えずに聞き返す。矛盾に気付くと人は解決したくなり、自ら作った矛盾について述べ始めることは、変化する必要性を意識することに…

動機づけ面接の5つの原則 1.

共感:正確な理解のこと相手の気持ちを正確に言葉に表現すること。相手と同じ感情を自分が持つことだったり、相手に自分と同じ感情を持って欲しいと要求することは、「同情」とも言うが、共感と違い、同情では相手の行動の変化を引き起こすことはできない。

動機づけ面接法(MI)からの気付き1

クライエントへの対応に困れば困るほど、「あなたはこうすべきだ」と言う要求の言語を多用しがちになる。 その背景には、元々、医師やカウンセラーといった専門家は、「クライエントより知識があり、診断・治療・指示をする役割だ」という大きな前提があるか…

守破離

言語化能力が乏しいので、学習したことをしっかりと分かってもらえる形にするのがとっても苦手です。なのに、こんなブログを作ったモンだから、ついつい、アップする間隔が空いてしまいます。題名の「守破離」ですが、Wikiには「守破離(しゅはり)は、日本…