2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

入口問題〜対応への道筋〜

1.医療やケアの立場の人が主に工夫・解決すべき点・医療やケアの立場でアウトリーチする機能が未成熟・不備であること ・初診をサポートする仕組みやサービスの不備であること ・最初のアクセス場所となるであろう「かかりつけ医」の認識・知識不足 ・最初…

入口問題〜アクセスを受ける側(専門職、市民、行政など)の要因〜

認知症の人やその周辺状況の課題を、発見するところから、発見された後に対応を開始するところまでが含まれ、医療・ケア・行政・制度・地域などの要因が含まれる。・アウトリーチ機能の不在・未成熟 ・初診をサポートするサービスの不在 ・かかりつけ医の認…

入口問題〜アクセスする側(認知症の人やその家族)の要因〜

アクセスする側の「虚弱性」と言う要因が関係しており、本人・家族の体力、情報感度、理解力、社会性、経済性、パーソナリティーが絡んだ要因。・独居(近隣との繋がりが少ない) ・キーパーソンの不在 ・老老世帯 ・家族の無関心、家族の危機管理機能が低い…

入口問題(いりぐちもんだい)

2012/2/12に行われた京都式認知症ケアを考えるつどい(同志社大学室町キャンパス寒梅館)で採択された「2012京都文書」*1に用いられた言葉。人口問題(じんこうもんだい)ではありません。 1.ケアへのアクセスが不全のため包摂されない a.アクセスする側(…