自殺患者の通院元に「薬の処方、注意して」と書面送付

自殺:「薬の処方、注意して」患者の通院先に書面 - 毎日jp(毎日新聞) 自殺:「薬の処方、注意して」患者の通院先に書面 - 毎日jp(毎日新聞) 自殺:「薬の処方、注意して」患者の通院先に書面 - 毎日jp(毎日新聞) このエントリーをはてなブックマークに追加

 救急病院側のコメントだけで記事にしていいのだろうか。メディアを通して、救急病院側の主張を一方的な報道することには少し疑問が残る。地域での診療のトラブルの元を作っていると思う。逆に医療機関が裏で談合せよ、と言うことではなく、医療機関同士の個々の診療に対する考え方などの風通しの良さが必要だと思う。ただ、横浜くらい大きくなると、”地域医療”的な発想はなく、結果がすべてで、救急医療者側がパターナリズムで、元の診療機関を批判するのが当たり前、なのかもしれない。

 確かに、精神神経疾患での投薬が多いことに驚くことがあるのも事実ではあるが、投薬だけが自殺に至る原因と言えず、長く、その患者さんを診てきた主治医の考えは聞いてももらえないのは哀しい。これでは、地域で精神神経疾患を診る人がいなくなってしまうのではないかと心配になる。自殺されていちばん心を痛めているのは、長く見て来た主治医であることには違いない。