健康食品による健康被害

健康食品による健康被害未然防止と拡大防止に向けて 健康食品による健康被害の未然防止と拡大防止に向けて 健康食品による健康被害の未然防止と拡大防止に向けて このエントリーをはてなブックマークに追加

 医療不信が遠因なのかは分からないが、健康食品をありがたがる人が多い。一つの理由として、医薬品がごとくの効果を謳って、「個人差はありますが」と、効果がなくても文句は言わせませんよ、という言い訳が必ずあるにも拘わらず、「モデルの○○さんのダイエット成功」が自分にも当てはまると信じて、高額な商品を買ってしまう、という心理的に効果的な広告が挙げられると思う。

 効果がないだけならまだしも、通常容量以上の摂取を強いられ、健康被害を来している例も多くあるにも拘わらず、あまり報道されることはない。その理由は、メディア側からすると、大事な広告主様であるからかどうかは分からないが、幾分か、あるいは、心理的に、そういった要素があることは否定できない。

 「私には効くだろう」ではなくて「広告の落とし穴かもしれない」と考えた方がいいことは間違いない。まさに自動車運転における「だろう」運転ではなく、「かもしれない」運転、と同じ構図である。

 一つ一つの商品に対してコメントはしないが、健康被害があるという事実を知ることは重要であり、そのためにパンフレットをここに紹介した次第。