大学の敷地内禁煙

喫煙の芽、摘み取れ キャンパス禁煙107校に
http://www.asahi.com/edu/news/TKY201005170107.html

 大学の本来の存在意義としての、教育の場、研究の場、と言うことを考えれば、敷地内禁煙であることは当然だと思う。管理者(学長や理事長、学部長)が喫煙者だと、自己権利の擁護のために、体制を変えることは難しくなる。管理者なのに、全体のことを考えられず、他人の意見を聞けない人がいることは嘆かわしい限り。

 学生が多くて全面禁煙は無理、とかいっているが、分煙にする費用や分煙の規則作りに関わる手間や時間を考えたら、えいやっ、で敷地内禁煙にした方が簡単でお金もかからないんですが。もちろん、記事中にあるように、喫煙職員の卒煙支援も両輪としてやっていく必要はあります。

 何より、個人の嗜好のために、人に危害を加える恐れがある行為をすること自体が誤っているいると思う。喫煙行為はニコチン依存症としての禁断症状解消のための行為、と私は考えているので、嗜好品とは考えていないのですが(^^;

 これまでの公害や労働災害もしかり。マスクもせずに石綿の作業をしていた人がどうなりましたか。自動車の排ガスや工場排気などの大気汚染によるぜんそくはどうでしょう。
 早く、気づくべきです。国がお金を得るために、薬物中毒という手法を使い、また、財務省天下り先としてJ○を擁護し、巨額の利益を得ていることを。