たばこ価格を労働時間でグラフ化すると…

色々な国のたばこ価格を労働時間でグラフ化してみる 2010/07/06(火) [サーチナ] 色々な国のたばこ価格を労働時間でグラフ化してみる 2010/07/06(火) [サーチナ] 色々な国のたばこ価格を労働時間でグラフ化してみる 2010/07/06(火) [サーチナ] このエントリーをはてなブックマークに追加


(記事内グラフより)

 たばこひと箱買うために必要な労働時間の国際比較だが、日本は9分足らずで断トツの1位。グラフ内の国に限定すれば下から2番目のドイツの半分以下で買えてしまいます。つまり、400円程度に価格が上がってもまだまだ、一番と言うことで、日本がいちばん中高生が買いやすい環境が整っている、と言うことになります。他国では、このような買いにくさから、10本ひと箱の小包装の物が売られたりしていますが、そんな手法も必要ないくらい国際的には安いことは、吸う人も吸わない人も知っていただいて、この安さがもたらす未成年への影響を十分に認識するべきと考えます。

 未成年に吸わせないためには、タスポより、対面販売より、たばこの価格を上げることです。タスポは無理解な成人から借りることができるし、コンビニで友達がバイトしていたり、コンビニ経営側が「売り上げ重視」であれば、いくらでも未成年が買うことができます。群馬県では補導が増えているとの報道もあるくらいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000015-san-l10

 何でも、国際化とか、国際標準に従うべき、とは思いませんが、殊、たばこに関して我が国は、口では未成年対策といいながら実行力のない方策しか採らず、敢えて抜け道がある方法を選択しているように思えてなりません。たいへん、残念です。